1985年 12月26日 新潟県民会館
コンサート終盤の尾崎は、「15の夜」を歌い終わった際に倒れた。
倒れるパフォーマンスではなく、立ち上がることもなくスタッフは急いでステージで倒れた尾崎を担いで
舞台袖から楽屋へと運ぶ。
ステージが終ってから舞台裏に着いてから倒れたりすることは何度もあったが、ステージで立ち上がることができなくなってしまうようなことはこれまでにはなかった。
楽屋に運び込まれた尾崎は上着を脱いで吐き気に襲われていた。
会場からは歓声と悲鳴そしてアンコールを望む尾崎コールが聞こえるが、スタッフたちはただ座り込む尾崎を見つめるだけであった。
介抱にはマネージャーのソラチがついてはいるが、尾崎の体調はすぐには良くならないが、アンコールに出るかどうかは尾崎次第ということにもなる。
メンバーの準備は万全であった。
少なくともこれまでのツアーの疲れがこの新潟で形として表れてきたのはいうまでもないであろう。