1985年 12月26日 新潟県民会館
楽屋で荷物をおとした尾崎はリハーサルを行うためにホールへとむかう。
これを先導するのもマネージャーであるソラチの仕事でもある。
尾崎を迎える前には、今日のタイムスケジュールを記したプリントを会館の各所に貼り付けたりと忙しく立ち回っている。
メンバーは時計を見ながら今日の予知を立てている。
リハーサルは短くても90分程度、そのあとには音響のチェックや今日の行程の会議と行うことは数多くあるが、そのなかで行われるコンサートを延長することもできない。
毎度が時間との勝負であったことであろう。