matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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鳥インフル 愛知・豊橋でウズラ2羽 H7亜型弱毒性

愛知県は27日、同県豊橋市のウズラ飼育農家で、ウズラ2羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスを確認したと発表した。国内でウズラから確認したのは初めて。またウイルスはH7亜型で、国内で同型が確認されたのは1925年以来。県などの検査の結果、陽性反応が出た。死んだウズラは確認されておらず、弱毒性とみられることから、人へ感染する可能性は低いという。

県によると、確認されたのは同市南大清水町の農家。約32万羽を飼育し、主に卵を出荷しており、25日まで出荷していた。県は近く全羽を焼却などの殺処分にする。また半径10キロ圏内を移動制限区域に認定し、域内のウズラや卵の移動の禁止、食鳥処理場などの閉鎖を決めた。

豊橋市はウズラの飼育数(約500万羽)が全国一。10キロ圏には田原市の一部も含まれ、圏内には65戸のウズラや鶏農家がある。移動禁止対象となるのはウズラや鶏、アイガモなど約465万羽。

県が25日、農水省の方針を受けて初めて豊橋市内のウズラ農家3戸を対象にモニタリンング検査をした結果、1戸の10羽中2羽の血清で抗体陽性反応を確認した。このため、動物衛生研究所(茨城県つくば市)で再検査するなどし27日未明、H7亜型と特定された。

会見した神田真秋知事は「卵や肉を食べて人に感染することはない。県民は冷静に対応してほしい」と呼び掛けた。

国内の家畜から鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは、07年1月の宮崎県と岡山県以来。ほかに04年1月に山口県、同2月に大分県京都府、05年6月に茨城県と埼玉県で発生している。