畠山被告にきょう二審判決＝一審無期、死刑適否が焦点－秋田連続児童殺害

秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた畠山鈴香被告（36）の控訴審判決公判が25日、仙台高裁秋田支部（竹花俊徳裁判長）である。無期懲役とした一審判決に対し、死刑を求刑した検察側、有期懲役を求めた弁護側双方が控訴していた。
　控訴審は昨年9月から6回の公判を重ね、量刑が最大の焦点だった。長女彩香ちゃん＝当時（9）＝への殺意の有無、二軒隣の米山豪憲君＝同（7）＝殺害の計画性や動機、畠山被告の犯行時の精神状態などが争われた。