LTA TOUR終了後。
勉強という口実で彼をNYへ行かせた。Mプロ。
日本にいてはソニーからの人間、親族などが彼に接触をする可能性が十分あったからだ。
当時Mプロからは数十万円の生活費を支給されていたはずという証言が彼の遺族から出されていますが
ほとんどは彼自身が支払っており後に会社からの支給ではなく借りていたということになっており
後に印税から差し引かれたということです。
Mプロの福田氏は当時ソニーと喧嘩しても彼を引き入れるつもりだったと後述しています。
それが良心なのか、はたまた金の亡者としての発言なのか？
彼はNYからの帰国後レーベルをマザー＆チルドレンに移籍してアルバム制作を開始。
しかしアルバム制作は難航。そして発売を見越したコンサートツアーも組まれていたが
アルバムの発売を延期してツアーを開始。
1987年7月1日この日がツアー開始初日であるが同時にアルバムの発売にでもあった。
TREES LINING A STREET TOUR 街路樹ツアーが始まった。
しかし1年ぶりのステージであったためか初日の7月1日水戸で収録された映像を見てみると声が枯れており大阪球場、代々木オリンピックプールと大舞台で歌ってきた尾崎を沸騰させることはなかった。
このツアーの模様はかなりカメラ収録されている。
広島平和コンサートでは友人の岡村靖幸のステージに乱入したりなどしている。
また12時間オールナイトライブ熊本BEAT－CHILDでは大雨が降りしきる中曲を歌った。
そして熊本から一週間後の東京ステージ 有明コロシアムでのライブでは2日間で20000人を動員した。
しかしそれから僅か1ヶ月後の9月下旬彼は病に倒れてツアーを中断した。
中断後にNYから帰国して初めて発表されたシングル「核CORE」が発売された。
それから2ヶ月後の12月 尾崎は覚醒剤所持・使用で逮捕された。
