本日あの幕末の英雄坂本竜馬が亡くなった日であります。
享年33歳くしくも竜馬の誕生日でもありました。
薩長同盟成立後 徳川幕府を無血革命で瓦解させるために土佐参政となっていた後藤象二郎に献策した大政奉還が無事に将軍徳川慶喜に受け入れられ政権は朝廷に返上されました。
しかし幕府ののフランス式歩兵部隊や軍艦などの兵器は武装解除しておらずいつでも戦争を始められる状態でした。
その最中竜馬は危険であることを承知で同じ目的で働いた同志中岡慎太郎と共に近江屋に潜伏していました。
そこを旧幕府のある刺客数人が強襲竜馬はその場で切られこの世から去った。
洛中は大変なことになった「坂本竜馬が斬られた！！！」
現在も刺客が誰であったかはわからない。
有力なのは見回り組みの今井信郎を明治後に捕縛取調べの上に証言が出た。
しかし事件当初は新選組幹部原田左之助が下手人として挙がっていた。
竜馬と現場に同席していた中岡も重傷を負ったが息があり側近に
「下手人はコナクソという言葉を用いた」と言った。
コナクソというのは四国弁である。
ちなみに中岡は事件二日後の17日に亡くなった。
新選組の原田は四国出身でまた刺客が落したという証拠 刀の鞘と下駄である。
当時証拠を検分したのが元新選組で同年脱退し後に新選組によって暗殺された伊東甲子太郎であった。
〔伊東甲子太郎は同年孝明帝の墓所を警備する御陵衛士という組織を独自に結成し新選組より分離及びその思想に従う新選組隊士も同時に分離脱退した。〕
貸し物であったが新選組が借りていた物だと後にわかった。
そこに土州の人間は新選組を憎み戊辰戦争際に流山で新選組の局長近藤勇を捕縛した際に厳しくこの事について尋問した。
近藤は「私は知らないが局中の者が下手人かもしれない」という証言をだして4月25日斬首。
また新選組の大石鍬次郎という男が明治後に捕縛され取調べを受けた際に
「拙者が坂本氏を殺した」と証言して斬首。
しかし見回り組みの件が出てきてまたその件の内容が具体的であったため有力視されている。
だが他に暗躍した組織例えば薩摩藩であったり真相は闇の中に消えてしまった。
