今日の名古屋は雲ひとつない青空で朝は涼しく、過ごしやすいものだと思っていた。
少し経って昼に近づくと気温は上がっていき、陽射しも強い
バスの中から見る外の人々は日傘をさしている女性を多く見かけたり、汗をタオルで拭う背広を着た制服連中を見る。
建設中のビルや取り壊している家屋を見ると暑い中汗を流している労働者たちは休憩しているところだ。
少し走ると僕が向かう方角にはとても大きな白い雲が見える、一昨日の晩から昨朝まで降り注いで暴れた雷雨のことを思い出してみる。
ヘッドフォンから流れるピアノの音と人々が話す声たちが交差してる、見上げるのが面倒なくらいのマンションを通りすぎると、銀色の卵みたいな球場の屋根が見えてくる。
いつの間にか時間に任せてどこでも見るようになってしまったけど、24年前それは東の京都にしかなくて、まだできたばkりの頃だった。
そこで何があったかに関して考えて数えればキリがないのだけど、今この日に思うことは核をもった青年は群衆に囲まれてその空間をシェルターとして活用すべきところをその中で爆発させたことであろう。