1985年 9月
前回挙がった曲をすぐにでも録音しなければならない、「彼」を除けば他の
「Driving All Night」
「Freeze Moon」
「米軍キャンプ」
「ドーナツショップ」
の4曲はこれまでライブで演奏してきていることは述べた。
そして前回書き忘れたことであるが、編曲者が「Yutaka Ozaki&Heart Of Klaxon」と表記されているが、あくまで他の助言も採用して、行っていることであり、すべてを彼らがやったというわけではない。
当然ながら尾崎のこれまでのツアーに従ってきた福田氏、本木氏であったり、「十七歳の地図」から尾崎をサポートし続けてきた西本明氏の力も当然あったことであろう。
すべてをハート・オブ・クラクションで録るという尾崎とバンドの希望が採られ今彼らは缶詰になってレコードを完成させようとしている。
事務所のマザー・エンタープライズは着々とこの次期アルバムをテーマにしたコンサートツアーのブッキングに忙しい。
双方多忙の中最後の大詰めに尾崎たちも挑んでいく。