1990年 5月
レコーディング中にアレンジャーの星氏と尾崎は楽曲アレンジに関してよく意見を出し合った。
「LOVE WAY」という曲には難解な詩が多く散りばめられているが「愛」ひとつだけをテーマにしていても本筋がよく見えない彼にしか描けない世界観が1曲のこの「LOVE WAY」という楽曲にこめられていたことは確かであった。
余談ながら以前にも述べたかもしれないが星氏は井上陽水の「氷の世界」を手がけたことで知られると書いたがこの「LOVE WAY」という曲こそ尾崎による「氷の世界」の体現であったのではないかと筆者は思う。