六年ぶりに、代々木オリンピックプールに立つことができた。
どうもありがとう。
ステージ降りる時に、人生がいったい何なのかってことを
自分で確かめて、
もう一度、みんなに伝えたいって、
そう言い残してステージを降りた・・
その時の俺は、本当はステージに上がっている自分と
観に来てくれているみんなとの距離が、
歌えば歌うほど、遠くなっている気がした・・
そして原点に戻ろうと思った。
六年の間、時にはみんなを裏切ることをしてしまった
その代償に俺の心はズタズタに引き裂かれた
そしてなぜ六年ぶりに、このステージに立とうと思ったのか
立って何をしようと思ったのか
きっと、あの3年間、18の時にデビューして代々木に立つまで
その間に失ってきた、ひとつひとつを取り戻したかったんだと思う
そして今日、今こうして、みんなの前に立っている。
時代はつねに流れる
だが、変わっちゃいけないのは
音楽が持っている、そして人が心に持ち続けなくちゃならない、
人を愛する気持ちだと俺は思っている。
誰のせいでもない・・・その誰のせいでもないっていうことの答えを、
これからみんなといっしょに探していきたい。