matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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ランボー3 怒りのアフガン

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3作目 今作は少し評価が難しいかもしれません。
前作以後ランボーはタイ、バンコクで心の傷を癒すため仏教寺院で仕事を手伝いながら隠遁生活をしていた。

そんな彼の前に現れたのはまたしても トラウトマン大佐。
大佐はアフガニスタンへの潜入の仕事をもちかけるがランボーは仕事を拒否した。

それから大佐率いる部隊はは任務遂行中にソ連軍の強襲をうけて大佐以外全滅してしまう。
大佐が捕虜となったという報を聞いたランボーは大佐を救出すべくアフガンに潜入し アフガンゲリラ
と協力してソ連軍と戦うという話。

ベトナム帰還兵の悲哀がシリーズのテーマであったが前作から好戦的な内容となり。
今作もそれは変わらないが制作当時、公開当時はソ連によるアフガン侵攻が進んでいた。
若者による祖国死守の戦線が敷かれ志願兵で構成された義勇軍などのゲリラ組織
ちなみに現在アフガンはアメリカに対して強硬路線、態度をとっている。
また後に国際的テロ組織アルカイーダの首領となるウサマ・ビンラディンはこの時この義勇軍の一人だった。


作中でゲリラがいう台詞
アフガニスタンは、昔、アレクサンダー大王が、次にチンギスハンが征服を試み、今はソ連だ。でもアフガン人は負けない」

そして大佐が拷問中に言う台詞
「国心をもったゲリラがいる国は征服できない。我々はそれをベトナムで体験した」

には感服。

また映画の終わりに
「この映画をすべてのアフガン戦士たちに捧げる」
という言葉が出てくるが映画公開の10余年後には彼らが911テロを起こすに当たるのが皮肉でならない。