matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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回帰線

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1985年3月21日
2枚目のアルバム「回帰線」が発売された。

英題「TROPIC OF GRADUATION」。
 
オリコン 最高1位・売上79.2万枚。
『収録曲』
1.Scrambling Rock'n' Roll 2.Bow! 3.Scrap Alley 4.ダンスホール 5.卒業
6.存在 7.坂の下に見えたあの街に 8.群衆の中の猫 9.Teenage Blue 10.シェリ

オリコンチャートで初登場1位を記録する。
以前にも書いたが予約で10万枚をすでに記録していたが最終的に70万枚売り上げることとなり尾崎を一躍「卒業」で得た知名度から更に飛躍させることになるのだがこのアルバムには尾崎を有名にした「卒業」を始めとして「ダンスホール」や「シェリー」など後々まで尾崎が歌い続けていく曲も収録されていたり尾崎を十代の教祖、カリスマとして祭り上げることをさらに助長するような「Scrambling Rock n Roll」「Bow!」なんかが収録されており物議をかますきっかけにもなっていく。

話がやや前後して申し訳ないのだが尾崎はこのアルバムが出たときNYにいたが渡米前にインタビュでこう語っている
「3枚目まではガツガツ作っていけばいい」と話しており
「回りの評価は売れる売れないってことを気にしている余裕もないし。そのあと、もっとゆったりとした気持ちで曲が聞けて、そこから誰か聞いた人がインスパイアされる。そんな歌が一番必要だと思う。」と残している。

彼がいかにこの「回帰線」を売れることを目標として掲げたことではなくいかに自分の音楽に共鳴する人々へかけたメッセージ性の強いものであったかと思うのだがこの言葉を吐いてまさかNO1になるとは思っていなかったであろう。