1986年 7月中旬
`須藤さん、ニューヨークの映画館で新作を見ると興奮しますよ`
観客が騒ぐから、字幕がなくても一緒に盛り上がれると尾崎は言う。
それには、「エイリアン2」は最適だったと須藤氏は回想しているが、見た人はわかるだろうが須藤氏にはかなり苦手なタイプのシーンが多かったともいう。
余談ながらエイリアン2は1986年のアカデミー賞では視覚効果賞、音響効果編集賞を受賞した。
映画は2時間あまりの作品であった。
映画を見終えてから食事をしようと2人は街へと歩いていく。