1987年 7月20日 島根県民会館
約2年ぶり・・尾崎はこの会館にきていた。
十代のツアーから訪れるこの地、最後に訪れたのも夏であった。
西国1本目のライブとしてこのライブは辺境地でも注目されていたであろう。
何度も書いているがツアー序盤の1曲目は「街路樹」であった。
この日も割れんばかりの歓声がある中、彼は観客に迎えられる。
そこで響くのが生ピアノから奏でられる「街路樹」であった。
歓声は止み、やがては拍手もなくなって彼の声だけがこの会場に響くことになる。
コンサートが盛り上がるのはいつもロックナンバーがかかってからそこから尾崎も観客もスイッチがはいるようになるのがこのツアーの特徴なのかもしれない。