1988年 8月
今月はライブのために打ち合わせが控えていたが尾崎は歌いたくないと言い出したという。
信用できない今の事務所のために歌いたくはない仕事はしたくないという言い分であった。
言い訳だけをしているだけの尾崎ではない、事務所はマザーから抜けレコード会社を古巣のソニーへと戻したいというのがこの頃の尾崎の心境であったようで既にソニーの須藤氏と連絡をとってマザー側と交渉する考えを持っていた。
勿論マザーにとって尾崎は稼ぎ頭の1人であり、簡単に手放すことはできない。
昨年のツアーを中断した補填が必要でありLIVE CORE以後にもコンサートツアーなどを計画しようとしていた。