完成に近づいてきたコンテもある、枯葉から連想されたものは、次第に尾崎を中央に添えて、
「壊れた扉から」というようなイメージとなっている。
レコーディングをしている尾崎はまだその渦中にいるが、尾崎にも見せなくてはならない、そのためにもっと形をなせたものにしなければ、そう急ぎ足になりつつも、ジャケットの完成を急ぐ、
ジャケットの完成に伴い、レコードに同封されるカードなどにも添えるものがあるため、田島氏の仕事は多岐にわたる。
今日のことを考えると、デジタルデザイン導入前であり、あの業界ではMacが有名であるが、こうして自分で手直しを行ったりと大変な作業であったことが伺える。
これを決定の手本として、尾崎のジャケットは完成していく。