尾崎はこのツアーのMCからよく言っているフレーズがある。
「愛すること、ためには命を張る」
という言葉であるが、代表されるのが代々木体育館2日目での
「新しい第一歩のために、命をかける」
と話したことであった。
これにはいわゆる評論家たちから厳しい話が出ていた。
抽象的に出た批判としては「クサイ!」や「右翼的!」という取り上げるには小さな言葉しか出てこないわけであるが、ツアー前の尾崎は
「僕は僕なんだ!というのを出していきたい」
というツアーでの意識を話していたが、尾崎は回答として。
「まあいろんな取り方があってもいいと思う、あのコンサートが僕のすべてだと思う人もなかにはいるだろうけど、僕にとっては新しいものをどんどん出していくプロセスのなかのひとつの過程であるわけだから、それが結果的には半分以下しか伝わらなかったってことがプロとしての自覚の中では間違いかもしれない。」
「僕は、自分の命っていうものをと引きかえに人を愛することを覚えたというのをいいたかったのだけど、それがすごく偉そうに見えるっていう人がいる。僕もわかるんだ、僕も昔いったことある。なんの脈絡もなく、そういうことをアーティストがいえば、やっぱり‘なんだこいつ‘って思うかもしれない」
と述べている。