アルバムを聞いてからコンサートに来てもらえれば
と尾崎は言ったことがある。
それは十代の尾崎がファンとマスコミに喧伝されているイメージとのことにも関係性があるようにも思える。
続けて言うと十代三部作を発表し終えて尾崎は3枚をこう回想している。
‘ぼくが曲を作り始めたときというのは心を閉ざしている世界から始めたわけでしょ。そこから1名目
2枚目と作ってきて、ぼくは3枚目のアルバムを作ったときに心を開くということが大切なんじゃないかと思ったんだ‘
と言う。
これには以前書いた‘命をはる‘と尾崎が代々木体育館で言い放ったMCにも関係があるが、同世代の誰もが彼を支持をしているかのように反逆のカリスマとして祭り上げられていく中で考えられていたことであったが、尾崎にはああいった言葉が‘危険‘であるという認識をするきっかけにもなったようであり。
‘もう少し言葉を選んで、分かりやすく、相手に優しさをもって接することにしていきたい。
と述べている。