1986年 7月
尾崎はNYにいる。
彼の不在を伝えるフィルムコンサートが7月から全国各地で行われていた。
公演数は全国で100ヶ所、20万人を動員することになる。
小会館から大学での文化祭、高校での催し物として尾崎の姿を記録した作品は全国を駆け巡ることになる。
フィルムの内容はデビューライブとなった84年3月のルイード公演から代々木体育館でのライブをまとめた内容であり、十代として活動した期間が625日であったことから625DAYSと名をつけられ尾崎豊の十代を記したドキュメンタリーフィルムとなっている。