86年当時、まだVHSというものがほとんど普及している時代ではなかったが、尾崎のライブを収めた商品というものはテレビで放送された「早すぎる伝説」を除いてファンが公然と見るものはなく。
尾崎に触れるものはレコードかラジオ、雑誌そして実際に尾崎に会いにライブに行くことであったが、それは今叶わないことである。
売り出せば利益となって帰ってくるものをすぐに商品化することはなく計画は進む。
まずはPV集のソフト化、これは後にLDとVHSという形で出され今日ではDVDとしても出されて入るが、ファンの手元に残るものではなく記憶に残るものとしてライブの総集編は作られたのではないかと思う。
筆者の推測ではマザーとして、なんらかのライブ映像作品を出す思惑もあったはずであったが、ソニーの使用する版権の関係上、実現はできなかったのかもしれない。