2021年7月24日追記
昔の記事ですが誤っていた箇所があり
この完全版の収録時間が3時間30分だったと書いていましたがおよそ3時間に達するのが正確ですので訂正して書き直しました。
改めて観ましたが下記記載のセットリストの順番、7〜11に関して順番が前後していて誤りだったのでこちらも訂正して直しました。
それでは本記事を最後までよろしくお願いします。
先日、知人宅にて尾崎ファンの間では都市伝説化されていた、1991年バースツアー初日の横浜アリーナ公演の完全版を視聴してきた。
尾崎のライブというものを最初から最後まで編集されることなく見ることができるのはDVDのOZAKI18くらいじゃないかとは思うが、ライブというものを体感するにまでは至らずあくまで尾崎の映像作品という位置付けにしかできなかったが、私はいわゆるライブ疑似体験というようなものをしたのか？
それは先月の「復活 尾崎豊」という映画を見ることでできたのかもしれないが都合上、ライブ行程はそのまま見ることも出来ず90分程度にライブは編集されて残りはライブ終演後のバックステージを見ることができたのが、あの映画の意味と醍醐味であったとも今は思う。
そして今回時期を同じくして見ることができた完全版は、開演前のライブ会場このツアーでは尾崎がNYにいた頃にラジオからよく流れてきたというハワード・ジョーンズの「NO ONE IS TO BLAME」が流れる会場から始まり、終演後の会場を垣間見ることができた
時間にしては約3時間に達するというところであったか。
なお完全版のセットリストは以下の通り
尾崎豊 TOUR 1991 BIRTH
1991.5.20 横浜アリーナ
1.FIRE
2.DRIVING ALL NIGHT
3.十七歳の地図
4.Scramblig Rock`n`Roll
5.僕が僕であるために
6.ロザーナ
7.黄昏ゆく街で
8.音のない部屋
9.きっと忘れない
10.虹
11.COOKIE
12.卒業
13.LOVE WAY
14.禁猟区
15.KISS
16.RED SHOES STORY
17.Freeze Moon
18.永遠の胸
19.太陽の破片
20.誕生
Encore
21.I LOVE YOU
22.シェリー
というものでした。
勿論、曲間に続いてMCと何もかも編集で途切れるようなことは無くカメラのカット割りがされていることからどこかで編集されたことは確かであるが曲名の字幕テロップなどはないため商品化を想定していたかはどうか不明である。
ファンの間では完全版が望まれる声が多い、尾崎にとって生前最後に行ったツアーの初日公演ということでファンには知られていた。
横浜アリーナの映像についてはこの完全版のことが噂されるなか、公式からも動きがあったのはここ最近の話であり。
なにより、尾崎の歌詞の間違いや忘れ、久しぶりのステージということで楽しんでいる反面声のピッチや高音が出ずに苦しんでいるような箇所が多いためか一部の曲の映像しか公開されてこなかった。
音源だけで構成された、ラジオ番組が4年前に放送され「黄昏ゆく街で」他の音源はその時にようやく公開されたというものであった。
しかしこの完全版を私は見て、尾崎のライブを実際に見に行く事はできなかった世代として尾崎のライブを見る事ができたようにも思えた。
そして映像のことであるが、やはり十代の尾崎映像と比較してしまうと迫力に欠けたり歌詞を忘れるような箇所が目立つため完全版となる映像のソフト化がされていなかったのではないかと推測することができる内容であった。
特に「LOVE WAY」 「KISS 」の間違いは目立っており。
また都市伝説化とされていたレッドシューズでの尾崎の暴言に関してもしっかりと確認することができるため、完全版のソフト化は他者への配慮を考えると絶望的なのではないかとも言えるものであった。
しかし今回このような幸運な機会に恵まれて私は大変うれしかった。
先月映画館で見た「復活」には勿論勝る内容であったし、久しぶりに満足できるものであった。
これはまさに尾崎のライブそのものを編集なしで見たものであるということを改めて実感することができた。
本当にありがとうございました。
