RED WARRIORS

１９８６年　１０月１０日

ロックバンドRED WARRIORS
読者の方々は十代編の序盤で登場し、尾崎のローディー小川清史氏ことキヨシのことを覚えているだろうか？

彼はあの１９８５年２月７日、尾崎と札幌で別れた翌日にREBECCAを脱退した木暮武彦氏たちと会い彼が新しく旗揚げするバンドREBECCA♂に参加し、早くもShibuya eggmanというライブハウスにバンドとして出演していた。

このときのライブを尾崎も当時見ていたが、それから東名阪をまわるツアーをアマチュアとして行いつつ
この８６年１０月アマチュアからプロデビューを果たすことになった。

キヨシはベースとしてこのバンドに参加していた。
ギターとバンドリーダーを前述した木暮武彦氏、そして同じくREBECCAを脱退した小沼達也氏が務め
ボーカルは近年でもよく活動されている、ダイアモンド☆ユカイこと田所豊氏であった。

レコード会社は日本コロンビア、そしてプロダクション、事務所をマザーエンタープライスと契約をした。
これにはキヨシの伝があったのかどうか、定かではないがプロデビューとして最初にレコードを出す。
そして次にデビューライブが渋谷公会堂を抑えて既に決まっていた。

バンドブームを席巻するRED WARRIORS はこうして８６年後半に世に出た。
活動期間は短く４年余り・・・余談ながら１９９２年に一夜だけの再結成。９６年には本格的な再結成～休止、復活をこれまでにも続けているがこの時代のマザーを垣間見るに侮れない勢いとロックが時代を引っ張るような兆しさえ見えるように思う。