1989年 11月
見城氏と再会したのはおそらくこの頃か?
「誕生」を制作する前であったことは確かである。
ヒルトンホテルのジムであったあと汗だくになっていた尾崎と小一時間床に座って話をしたという。
その再会は偶然か必然か尾崎を現状よりは良い方向へと歩みださせてくれることになる。
事務所も決まり、契約の前段階古巣のソニーへと復帰の目処があったがその先はまだ未知でもある。
ある意味で業界での助け舟が見城氏であったのが救いか尾崎も見城氏に賭けていた。
見城氏もこの再会を今振り返れば、腐っていたと表現するこの当時の自分をかつての精力的であった自分へ返り咲かせるために尾崎に賭けたということであろうか・・