2016-02-11 ヒルトンホテル 尾崎豊の軌跡を追う 二十代編 #練習用 1990年 7月 ヒルトンホテルのデラックスツインと呼ばれた部屋で尾崎は仕事をしていた。 手書きではなくワープロで主に原稿を書いていた。 書き上げた原稿のゲラはFAXで「カドカワ」の編集長である見城氏に届く。 それはいつも決まって朝であることが多かった。 ゲラの最後のほうに 「頑張りました、今晩なにかご馳走してください」 と書いてあることが多かったという。 レコーディングと並行しての作業であったが尾崎の生活も昼夜が逆転していたといえる。