2014-08-29 要求 尾崎豊の軌跡を追う 二十代編 #練習用 1990年 4月 レコーディングが始まってもすぐに仮の歌入れが始まるわけでもなく譜面に目を通すプレイヤーたちは尾崎の希望する音が出るまで試行錯誤が続く。 スタジオに缶詰になる生活が始まって間もないが彼らはもうストレスを感じている。 尾崎が音に関しての要求をするようになったのは「街路樹」を作り始めた87年の正月頃からで十代の頃にはこだわりもなかったものがどうしてかNY帰国後に芽生えたのである。