時間は流れていく。 自分が思っているよりも早く。 時間が過ぎていくことは、時計を見るよりも毎日の生活の中でたまっていく疲れとかお腹が減ったりとかそんなところでも感じることができる。 風呂にはいっているときに指をみれば、爪は伸びていたり髪もけっ…

１９８７年 １０月 さて尾崎は帰国以後どこからクスリを入手していたのか これははっきりしたこと事実はわからないが、康氏によればマネージャーのＳと電話をしている際に鼻から吸い込む仕草をしてみせたという・・ がこれには証拠がない・・尾崎をコントロ…

１９８７年 １０月 ドラッグから解放するためにとった手段は「監視」と「説得」であった。 家族からすれば「自力更生」への望みを捨てれなかったのであろう。 ２４時間監視することはできず、あるとき尾崎は消えるようにして家から姿を消すと翌日になって帰…

台風がきていると知ったのは、昨日の昼過ぎだったか だからあんなに曇っていたのかとそのときに思った。 今日は休みだったけど、午前中から昼ちょいまでけっこう雨が降った。 雨がやんでからは、まったりと外に出た。

１９８７年 １０月 さて病院から帰ってきた尾崎は実家での療養を余儀なくされた。 ここからの話は兄の康氏が死後に記した、自著に詳しいので状況から察して家族が行ったことを抜粋しておきたい。 ‘豊がドラッグを使っていることは状況から見てほぼ確実だった…

尾崎は核という曲について短く答えている。 「反戦の曲を作ろうと思ったっていうのがあってね。核を作り上げてしまった人間っていうものの些細な暮らしのなかから歌いたかったんだよね」 という。 ‘反戦、反核いったいなにができるというの‘ 僕らの暮らしを…

ＬＴＡがやっとＤＶＤで発売されるという。 今年はＬＩＶＥＣＯＲＥが完全版で出されたので、ちょいとほかの映像作品を期待していたらＬＴＡのＤＶＤが出るという。 知ってのとおり、十代で行った代々木体育館公演の映像作品だ。 以前ＶＨＳでリリースされて…

1987年 10月 尾崎の状態はとてもレコーディングを再開できるような状態ではなかった。 ツアーを中断してからも大きな動きもなく、ただ心配されるだけであったようにも思う。 仕事をできるほど体調も回復しておらず、むしろ悪化していたのではないだろうか？ …

１９８７年 １０月 話は少し前にさかのぼる・・・ 移籍する前に所属していたＣＢＳソニーからライブアルバムを出したいという話が尾崎にはきていた。 尾崎としては、まだ新作を出してもないのに、ライブアルバムを出すことを渋っていたが・・須藤氏からの要…

１９８７年 １０月 シングルの「核」はオリコンで２位を獲得し、改めて尾崎の人気というものを世間に認識させたことになったのかもしれない。 ツアーは中断され、発売予定であった４枚目のアルバムも無期延期と・・従来のファンに対しては不安をかきたてるば…

１９８７年 １０月 話は尾崎から少しはなれる。 中断されたツアーについてである。 尾崎は結局、残りの公演をキャンセルしてしまった。 このために相当な違約金を払ったはずである。 キャンセルになってしまったための会場費、チケットの払い戻し、バンドメ…

1987年 10月 尾崎は病院にいたことはわかっているが入院している際にはドラッグを使っていることを周りに疑われながらもかくたる証拠がないまま、療養の生活を病院で過ごしていたのであろうか？ 時々病院を抜け出していたという話も残っているがこれは創作な…

1987年 10月 尾崎はどこへいったのか 都内へ戻った尾崎の行方に関しては諸説あるのでよくわからない点があるが、覚醒剤及びドラッグの乱用の影響でか？ 体調不良を起こして彼は都内へ帰った。 ここまではいい、胃潰瘍で病院へ入院？、精神科へ入院？ 多くの…

１０月になってしまった 早いものだね まだ暑いけど、鍋の季節が近づいているね

１９８７年 １０月１日 新作としてシングル「核」がようやくリリースされた。 アルバムの「街路樹」は発売を無期延期として、２年ぶりの作品として世に送られた。 「核」は十代の初期にライブで歌われていた「反核」が元になっているが尾崎により時間をかけ…