1985年 7月9日 札幌道新ホール
続いて北海道2日目、東北、及びこの地域でのコンサートというのはあまり観客の入りが思わしくないものであるらしい。客入りも5割りから6割だったようであるが、それでもこの地域にしてはよく集まってくれた部類であるようで、尾崎も知名度もあがりコンサートのキャパシティもあがってはいるが、デビューから約1年と3ヶ月を過ぎたばかりの人間であることを思えば、後に言われるコピーでもあるが「早過ぎた伝説」という言葉が相応しいかもしれない。
北海道でのコンサートを終えた尾崎は休養を兼ねて帰京し、大阪球場のためのリハーサルにはいる。
次のツアーは九州各所をまわるところから再開される。
十代の夏は始まったばかりである。