matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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記録として

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記録として、十代でこれだけの業績を残したんだ。
こうした「十代」という概念と事実は尾崎にとってはとても重大であったようであると筆者ともに読者の多くが考えている人がいるかもしれない。

十七歳の地図」を作ったとき「回帰線」を作ったときなどその時の気持ちが昂じることにより、ツアーにより、目標などを設定できたはずである。

しかしこの84年からの積極的な尾崎の活動は1年と僅かであり集約するならば、尾崎の「十代」の活動として記録されることになるが、2枚のレコードを出して、まだ十代の男が大阪球場での
スタジアムコンサートを成功させて、高見に登り、また一つ次は十代最後のコンサートツアーと3枚目のアルバムを出して、十代という年齢の終わりに区切りをつけようとしている。

しかし尾崎は十代という年齢で歌えるものは限られていること、そしてその曲たちは十代以降はもう歌えない、歌ってられないと感じていたという話もあるが、以前話した創作過程が尾崎自身を苦しめたという話の続きのようでもあるが、そう感じる尾崎もまた、特別視することは嫌いであるが特別な人間であったようにも思える。

これから行う十代最後のツアーというもので区切りをつけ、これからの二十代での活動へと新しい意識と一歩というものを含めてもいたであろう。