スタジオにいる尾崎は何度も言うとおり、スタジオと家を行き来する生活になっている。
少なくともその日の3度の食事はスタジオでとって、主に作ってきたデモテープを聞いたり、家やスタジオで詩を書く生活をしていた。
家に帰ればワイルドターキーをグラスに注いで、酒を飲む。
そんな時にも尾崎は仕事をしている。
1日を追えるごとに2時間単位で時間の感覚がずれていく、生活をしている、世間のほとんどの人々は寝ているような時間に仕事している。
彼らの日常生活にも少し支障が出始めているが、完成した曲をスタジオでメンバーと聞いたり、スタッフと聞いたりして、話し合う。
そんな意見をまとめて、またレコーディングが始まる。