matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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代々木のこと

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11月14日、15日に行った代々木体育館での尾崎のライブは各関係者を含めてこのツアーでの大きなイベントとして成功を収めた。

会場では関係者用に新しいレコードアルバム「壊れた扉から」も配布され、よりいっそうリアルタイムの尾崎を伝える要因となったが。

以前この多くの記事たちのなかで筆者は平山雄一氏が書いた記事を紹介してきた。
その中では最初に8月に行われた大阪球場での尾崎のライブに関して平山氏は辛口ながら、今後の尾崎に対しての強い期待と応援をよせていたが今度は代々木公演を扱ったものを例にこの関連した話に終止符をうちたい。

なによりも平山氏はこの代々木公演での尾崎の声についてよく言及されているように思う。
以下抜粋してみる。

「明るく、美しい声、うれしい気持ちになる。ひとつひとうの言葉がはっきり聴こえてくる。」
「声にも輝きが加わっている」

そしてなにより

大阪球場より落ち着いている」
と述べる。

尾崎の声は確かに変わってきている。
それはデビュー時における甘い「バラード」向けの声ではなくなっており、少なくとも尾崎はロックンロールには不向きな声帯をもっていたかもしれない、しかし観衆のためにシャウトするパフォーマンスを積極的に取り入れていった結果、太く明るい声になったのではないかとも指摘している。

この話は例をとってみたほうがわかりやすいかもしれない、1月に日本青年館で歌った「ILOVEYOU」と代々木体育館での「ILOVEYOU」では心情の変化やそれまで行ったライブの数は違うがなによりも圧倒的にそれも短期間で尾崎が成長したことが伺えることではないだろうか。

印象に残った曲として「卒業」「街の風景」「十七歳の地図」「15の夜」「路上のルール」「ILOVEYOU」を挙げている。

特にこの日初めて聞いた「路上のルール」を平山氏は絶賛しており明るい声で歌われた詞の内容は逃げることばかりではなく、綺麗事ばかりでもなく、醜さばかりに目をむけることもない、ビシッと目をすえるような印象が残ったという。

以下抜粋

「新しいアルバムすべての曲が、セカンドアルバム以来の尾崎の記録であるにしても、この曲は記録を超えて成果と呼びたい気がしたと」
と締めくくっている。