matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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復活のやらの話

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映画「復活」というやつを観たのだけれど全体的に編集されていて、画面も小さかったのだけど客席も45席しかなくてまあそれが昨日あげた画像で分かるように完売したりと意外性抜群でありました。

その最後の席を買ったのは尾崎の従兄弟であった要さんであったわけなんだけど、これもなにかの巡りあわせの様に少し感じてしまった。

そして先に入場券を購入しに行って頂いたチホニーさんには感謝しきれない。

さて映画の内容は最初のFIREからの入りに加え、ドライビンと流れていくわけだけど「十七歳の地図」でのあの走りっぷりは鬼頭さんが書いていた本の通りで鬼頭さんがこのときにヒヤヒヤしていたんじゃないかということを考えるとすこしニヤついていた俺がいたことであろう。

中盤での「卒業」の尾崎の指のカットになってみると、少し指が硬直しているようにも見えた。
終盤での「永遠の胸」での映像にはなぜか俺にも食い入ってしまった。

シェリー」が終ってから「風の迷路」が流れて開演前のステージと終ったあとに尾崎がステージを歩いて挨拶をするシーンなどは新鮮であった。

ライブが終ってからの楽屋へむかう道中たぶん鬼頭さんとスタッフの三浦さんなんかと喋ってる尾崎の映像を見ててなんか感慨深いものがあったよ。

そして最後には西本さんへのあの何回もお辞儀するところだったかなw
ドラムの滝本さんも「十七歳の地図」の頃から尾崎を知っている方だろうけど、それにしても西本さんへのあの丁寧な尾崎の姿がなんだかんだであの横浜アリーナの映像の中でもっと見てみたいと思ってしまった。

須藤さんがこの映画を作るにあたって「尾崎があまり公開してほしくない」というようなことを書いていた気がする。

それはこの日が緊張やプレッシャーで押しつぶされそうな中、迎えた56本バース初日であったこと、そして何度かあった歌詞の間違いや声の出かたなんかも尾崎にとっては納得のいくものではなかったのではないかと思う。

亡くなる前に出したバースの映像作品の編集にも尾崎は加わって世に送り出されたが、その際に映像を確認して思ったのだろうか?
しかしこうして21年の時を経てみても、2年半ぶり、ツアーとしては3年ぶり近くに行われたこの初日公演には尾崎の期待と不安そしてステージになった喜びなんかが詰まっているものであると感じました。