1986年 7月中旬
余談であるがNYと須藤氏とのかかわりについて記しておきたい。
須藤氏は22歳の頃NYのソーホで大工をしたりしていた。
ギャラリーの改装工事の手伝いをしていたともいう。
大学でアメリカ詩を専攻していた。
須藤氏は単身渡米し、NYにたどり着いた。
それは1975年のことであったという。
周りには画家の卵たちというのがいて、とても刺激的であったともいう。
そのことを考えると芸術の街であったのかもしれない。
彼も尾崎と同じような自分をさがす旅をしていた。