1987年 12月22日
長時間トイレに入っていた豊。
これに気づいた父、健一氏が豊がトイレから出た直後にトイレにはいっていみるとドラッグをいれたパッケージが流されずに浮かんでいた。
中には少量の粉末が残っていた。
健一氏はいつもと同じように出勤すると出先の電話で警察へ通報した。
その後朝霞の実家に警察は踏み込み尾崎豊は逮捕された。
このことは同じように勤め先にいた兄の康氏にも父からの電話で知らされたという。
余談ながら豊はまったく素直に捕らえられたという。
今まで家族と話さずにドラッグも発見されなかった、家族との暗闘はここで終わったようにも見えるがなぜこうもあっさり証拠が出たのであろう。
うっかりトイレを流し忘れたのか、流さなかったのか、流れなかったのか?
証拠隠滅を図ったにしろお粗末な最後と思うほかない。
どこかで家族に気づいてほしかったという推測もできるが、なんともあっけない最後であったと筆者は思う。