1988年 7月上旬
この曲も前年には録音されていたがまた再録がされていると思われる。
都市伝説的ではあるが87年に録音したテイクが同年10月頃に放送されたSFロックステーションで放送されたとか・・
「LIFE」も同じく昨年のツアーでライブの始めに演奏されていた曲で新しい尾崎・・OZAKIというのをオーディエンスに伝える1曲であったと思う。
インタビューでもこの曲については触れているので引き出してみる。
ーたとえばLIFEでも時でもいいのだけれでも基本的に、尾崎豊の歌のなかには幸福的な恋愛の局面があまり出てこないっていう気がするのですけどもーー
「作りたいのですけどね(笑)、なんて言ったらいいのかな。幸福的な恋愛っていうのもきっとあるんだろうけど、幸福な恋愛っていったいなんだろうみたいなーたとえば幸福な恋愛のなかで人間が織り成す心模様と言いますか、ですから時々は口喧嘩もすれ、時々ははんていうのかな、慰めたりとか
やさしくしたりとか傷つけ合ったりとかということもいろいろと繰り返しあると思うんだけれども、幸福敵な恋愛のなかのその純粋な部分ていうものをひとゆひとう大切にしていくと非常に寂しい聴こえたりするということじゃないでしょうか・・・」
と言っているが、とても難解であると思う。
言いたい事を難しくするのは、この頃までの尾崎の癖なのか?
少なくともインタビュアーへの悪態でないことは確かであるが尾崎も伝えたいことをうまく伝えることが難しかったのかとも思う。