matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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インタビュー1

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1988年 7月

インタビュー形式でラジオ収録は行われ最初からアルバム製作の硬い話となる。

「3年もかかってしまったわけだ。間に余計なこともあったし。」と藤沢氏は鋭い言葉をつなげる。
昨年のアルバム延期にツアーの中断尾崎はどこにいってしまうのだろうかと関係者にファンを困惑させたことについてであった。

「どうもご心配おかけしました。」

とここは素直に謝る尾崎。

「一応、皆さんを代表して私は言わせて頂きたいと思います。「ばかもん!」ですね。」

「どうもすいませんでした。」

「でもあの後、すごく精力的に曲を作ったというか、アルバムができてしまったというか。」

「確かにあの後、すごく流れは速かったですね。」

「それはどうしてだろう。」
と藤沢氏は聞く。

尾崎は少し考えてから言葉を選ぶように話す。

「いつも作品を作っていく時に、これがひとつの節目になればと思っている部分ってすごく強くあるんだけど、そういった意味で、ある節目になったんじゃないかって・・みなさんにすごく心配をかけたって言う意味でね、」

「その節目が自分を精力的にいい作品を作って聴かせたい。聴かせなくちゃいけないんだって、自分を追い立てる何かとか、励ます何かとかになったんじゃないかと思うんですけどね。」

と最初に今の自分のことについて大まかに語っている。