1988年 7月
以前から新婚旅行のやり直しという尾崎の提案でNYへいくことが話されていたが大きな仕事がなくなった今休みを利用して行く事になった。
席はファーストクラスであった。
機内サービスのシャンパンやワインを飲みながら大いに酔ったという。
尾崎にも愛着というものがあったのか?
短期間ながら過ごしたこの異国の地を再び訪れることを決めている。
傷を負ったNYであったとも思うが、NYという場所の問題ではなく当時を取り巻いていた環境が尾崎を苦しめた場所として尾崎の脳裏にはNYという地が存在しているのかもしれない。