1988年 8月
アレンジやらなんやらレゲエにして合わせてみてもレゲエにあまり馴染みがないのでしっくりこない・・
仕方なくオリジナルにアレンジを戻したりと試行錯誤していた・・なにしろレコーディングとは違い一緒に音を出すのはこれが初めて・・簡単にいくほうが少なかった・
プレイヤーが音や曲になれてくると尾崎は歌う・・ギターを弾きリストに挙がっている曲を通し終えると休憩してまた練習に戻る。
久しぶりにライブの感覚を戻すために走って力をつけた・・
1回きりのライブにもコンディションは整えても彼の心は少し隙間が多い・・しかしステージに立つことを思うと思いに迷いが出ながらもマジメさが勝ったのか尾崎はひと時を楽しんでいたのかもしれない。