1988年 12月
この頃の尾崎はなにをしていたのだろうとふと考えを膨らませてみる。
資料が乏しく89年に至ってはまったく活動をしなかったものなので・・
この88年の大磯、そして高山への旅行と帰郷は父健一氏の言葉を借りれば戦士の休息であったようだ・・
88年は年始からマザーも尾崎家もどこもかしこも尾崎逮捕~復帰か?引退か?
あらゆる情報が錯綜し多くの関係者や本人も苦しんでいた。
苦しみに加えての沈黙そして事務所との確執や軋轢が深まり尾崎はこれまでのように活動をできなくなる状態まで追い込まれていた。
「状態」というよりは尾崎の精神的な問題であるところが大きいであろうが・・
88年はシングルを出して初めてテレビにも出演・・1本だけだがライブを東京ドームで行った・・
これだけでも話題性はあったとしても尾崎はそれ以上の足跡を残してくれなかった・・
このクスリ及び逮捕の一連の事件から尾崎は酒やクスリという2つのアイテムのせいで今日までイメージが歪められてきているのだろう
マイナス面の拡大解釈とは恐ろしい尾崎の罪であるが迷惑なことでもあるな