1988年 12月
余話として・・尾崎家、康氏豊両名の兄弟には腹違いで別にもう1人兄がいる。
健一氏は絹江氏と再婚しこの2人が生まれた。
この事実を健一氏は隠していたわけではなかったが2人には長い間言っていなかった。
しかしあるきっかけで次男豊に露見してしまった・・そのことを健一氏は豊の直感とも書いているが健一氏は毎年遺書を書いていたという・・毎年更新するように書いていたので古いものは破り捨てていたようであるがその紙くずを豊に発見され話してしまったとか・・
この再婚~という件は尾崎の著書にも書かれている。
余談の余談ながらその腹違いの子は立派に社会人として親1人、子1人の環境で育った・・
健一氏は康氏、豊などが言うことを聞かないときに思わず
「父親はいなくても立派に育つ子がいるのにどういうことなんだ、もう少ししっかりしたらどうなんだ!」
と怒鳴りつけたことがあったとか・・
おそらくこの言葉を豊はしっかり頭にいれていたのか紙くずと成り果てたかつての遺書を見てピンときたのかもしれない。