1990年 3月
街の流れを見つめていると僕の心も少しずつ街に慣れてゆくようだ。時の流れにとり残さ
れて暮らした今までの日々はとても辛いものだった。
れて暮らした今までの日々はとても辛いものだった。
とても個人的なことなんだけれど、僕は誕生日をあまり祝ってはもらえなくてね。
だから誕生日なんてたいしたものじゃないとずっと思っていたんだ。
でもね、君のことが好きになって少しだけ分かったことがある。
僕にとって君が生まれてきたことは喜びなのだと・・・・・。人は皆色々な悩みを抱えているもの。
でも今は、君がどんなにたくさんの悩みを抱えている時でも、いつも僕が君を見守っていることを忘れないでね。
時の流れはいつしかきっと君に答えを与えてくれくんだよ。
ほら、二人で一緒にブランコを漕いだ時のような。あの軽快で愉快な笑顔を忘れないで。
それが本当の君の姿なんだよ。君の笑顔はすべてのものと繋がりながら優しく輝き存在している。
そしてそれが君の生まれてきたことの意味。
そしてそれが君の生まれてきたことの意味。
君が生まれてきた喜びに包まれるように、心から祈るよ。それが僕からのプレゼント。君が大好きさ。
誕生日おめでとう。