最後まで彼はドーム公演の実行を渋っていた。
マザーの金儲けの為にステージに立つなど。
昨年中断したツアーもアルバム製作を発表した時だったからツアーは仕方なく実行した。
尾崎は古巣のソニーに戻るためにデビュー当時から仕事を共にしてきたプロデューサーの須藤氏に連絡をとり
ソニー復帰への相談をした。
ソニーは動き彼のマザー離脱のために弁護士をたて交渉したが。
交渉は難航し日が経つにつれてマザーはドーム公演の計画を水面下で画策し
「復活コンサート」と銘打って発表した。
事実マザーを辞めて後活動が一時的に停止されるためマザーの思惑もここにあった。
一年の内にかならずツアーをまわっていた尾崎が不祥事で活動停止、事務所との衝突。
確実にこれからの活動の目途が立たなくなってしまっている。
この状態で一夜限りの復活コンサートを実行に移そうとするマザープロも業界の中では中々の
事務所として通っているであろう。
