永島雪夫著
1995.06.25第一刷発行: 1995.07.25第二刷発行:
46版 336頁定価: 1700円
アマゾンで高額な料金を払って手に入れた方も多いんじゃないですかね。
僕が2歳から3歳にかけて普段新聞をあまり読まない母が僕をほっといて一時期新聞のよく読むようになった時期があった。
1994年頃の話。
理由は「尾崎豊 若き血の叫び」というこの本書「尾崎豊覚醒剤偽装殺人」が単行本として刊行される
前の話。
夕刊フジにこの作品は連載されていた。
作品というよりは報告書のような記載であることを今読むとわかる。
尾崎さんの作品を読んでしまった。
死後に出された尾崎さんに関連する書籍をさがしていた際に尾崎板のある掲示板での書き込みを見まして
それをヒントに調べて購入したのがこの作品です。
彼の死に関する記述が多いです。
死亡当時あらゆる憶測が流れていました。
事故死、病死、自殺、そして他殺。
この本は他殺説を強調して尾崎さんの死を追跡したルポライター永島雪夫さんの本です。
本の内容は尾崎さんの死の直前の行動。どこで何をしていたのか?
現尾崎ハウスで発見された状況。
そして尾崎を殺したのではないか?
という疑いを本書でかけられている尾崎の奥さん繁美夫人。T氏などなど。
尾崎死後のアイソトープやソニーとの関係。
フィルムコンサートを巡る尾崎家とマザーエンタープライズとの確執。
夫人の不可解な行動。
そして生前の尾崎が敵視していた存在。恐れていた存在。
ちなみに本書の著者永島氏は夫人との対立で裁判にまで発展していました。