matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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立見 尚文

この人物は僕が読んだ司馬良太郎の「峠」という作品に登場したときが濃厚に残っている。
「峠」は幕末に十万石未満の長岡藩の後の家老にまでなった河井継之助というかたの話です。

ちなみに戊辰戦争の中でも最も薩長軍苦しめた戦い北越戦争では近代兵器を使い少数精鋭ながら薩長軍と互角に渡り合い退いたり退かせたりしました。
特に最後まで戦を望まずに和平工作に奔走する彼の姿はとてもいいです。

さて立見尚文の話ですけど彼は桑名藩出身です。槍術、剣術そして幕府の陸軍のフランス式歩兵戦術を学びました。

戊辰戦争では雷神隊というものを率いて薩長軍と戦いました。
日本近代ゲリラ戦の祖とも言えるくらいゲリラ戦を展開。
朝日山の戦闘では、奇兵隊参謀時山直八を討ち取る殊勲を挙げます。
各地を転戦しましたが何より彼の功績は戊辰戦争そして明治の大戦日清、日露戦役にも参加しています。

幕末~明治にかけては最高の指揮官ではないでしょうか?