1984年6月17日 仙台モーニングムーン
札幌から移動して尾崎は仙台にきていた。
仙台でのライブを成功させこの日は仙台で宿泊。
翌18日尾崎は少し痩せて帰宅。
尾崎を家まで送り届けたのは当時ローディーを担当していたキヨシこと小川清史氏である。
ファンの中ではキヨシの名前で親しまれており後に尾崎と同じ事務所マザーエンタープライスからデビューすることになるロックバンド、レッドウォーリアーズのベースギターになるのだがそれは少し後の話になりそうだ。
この頃はまだレッドウォーリアーズの結成すらしていない。
尾崎の父健一氏の回想によるとこの時尾崎を家まで送り届けてくれたキヨシにインスタントのネスカフェを入れたとのことである。
健一氏としては息子を送り届けてくれた、人への気遣いであったのであろう。
ツアーは次に名古屋から再開する。
初めてのツアーは始まったばかりで尾崎は各地でライブをこなしていくのだが短期間で成長していく過程をこれからも細かく書いていければと思う。