matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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前座の話

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1984年 7月1日 日比谷野音音楽堂

尾崎を伝説だの偶像化へ祭り上げる契機となった野音アトミックカフェの話へ筆を進めるべきであるがこの野音では骨折をする前に一度白井貴子の前座でこのステージに立っている。

余談ながら白井貴子とは後に87年の広島平和コンサート、熊本ビートチャイルドにも共に参加することになる。
後の反核ライブとは違い
シェリー、
はじまりさえ歌えない、
Bow!、
scrambling Rock`n`Roll
十七歳の地図
愛の消えた街、
などなどをやり前座としての役割を終えた。


尾崎はこのライブでも一度PAに登り飛び降りてるが なんとか骨折とまではいかなかったようだ。
また最早お家芸のようだがこのステージでもギターを壊した。
新曲を中心としたステージになったが、後半の「十七歳の地図」「愛の消えた街」では客を唖然とさせたようで、前座の役割を終えた、後休憩を挟みメインの白井貴子が現れた。

更に余談になるが落合氏が書かれた未成年のまんまでのこのライブでの話がまたいい
今まで尾崎は自分を見に来る客の前でのステージが多く千葉のマザースでも前座と言っても場数程度のものであった。
正式にデビューしてからの前座での客そして客は白井貴子を見にきた客であって尾崎を見にきた客ではない

尾崎が彼女の客を前にしてどのように振舞うのか興味がある 

という一文が筆者ははとても好きだ。
余談ながら、尾崎はこの1ヵ月後にあたる日比谷野音音楽堂、アトミックカフェにて骨折していなければ、同じ8月31日にあった白井貴子の大阪公演でもオープニングアクトとして出演する予定であったが
骨折によりキャンセルという形になった。