matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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LIVEBEAT BOX

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LIVEBEAT BOX
まったくどこもかしこもこの話題なんで俺も書くことにしよう。
こいつと特別展そして今年の4月に出された本といいこれがどこからか計画されているものだとは思うのだけど、倉庫で眠って日の目をみないよりはいいと思っているけど、正直今回の作品は4枚目以外はあんまり魅力を感じない・・というのが普通だよねw

さてその中でも4枚目の未公開曲5曲だけにしか特記すべきことがないようにも思える。

OH MY LITTLE GIRL
このテイクはいつか軌跡でも書いた初期ツアー最終日の1985年2月5日札幌教育会館のものなんだけど、残ってたのが不思議なくらい。
音質もいいし、映像撮ってたんかな?
と疑問に思うくらいだ、しかしまだ1曲も公開されてないようなものがあったとは驚きでさ、札幌教育こそ、LTAのような2枚組にして出しても損はないと思うのだよね。

さてここからLIVECOREの話になる
コアラッシュかもしれん。

Freeze Moon
こいつは知ってた、しかしいい音で聞くとわからないものも見えてくるようなもので、いつもの間奏での語りで一気に歓声がやみ、尾崎の声だけになり静まり返るのはいつものことのようだね。
映像公開やしっかりしたDVD作品の発売が望まれてるドームだけど、以前の横アリとは違ってまたその道は遠そうに思える。

十七歳の地図
まあ何度も書いてきてるけど、この曲が俺にとっての尾崎のバイブルみたいなもんでいつになってもというかまだ19でもそれは変わりそうにない。
キーボードの音がドームでは印象的だったけど、この前年のツアーでは生ピアノを前面に出した編曲が目に付いたからそいつを踏襲したようにも思えるけど、やはりテンポや曲調は以前の疾走感のあるロックではないような、明るい感じがした。

路上のルール
こいつはむしろ疾走感がウリだよねw
スタジオテイクでの流れで今剛氏のギターソロが目立って85年のステージでも87年のステージでも
その流れを踏襲したギターソロを鴇田靖氏、甲斐完治氏が披露してきたのだけど、むしろこのドームでは本多俊之氏のサックスが目立つ感じにどうしてもとってしまった、これはギターの土方隆行さんをどうこう言ってることじゃないから勘違いしないでね。

ILOVEYOU
これも、知っていたのだけど、どうも本多さんが目立つというかサックスのイントロなんて珍しいじゃない?イントロはピアノというイメージがついてるし、後にもないテイクだったねえ
しかし振り絞るような声で尾崎が「シェリー」を歌う映像をこの記事を読んでる人は見たことが多いと思うのだけど、その後にこの声の出ようはどうであろうか?

このアンコールのあとに弾き語りで「理由」客席を立とうとするファンがチラホラ出る頃「僕が僕であるために」を尾崎は歌い。
当時のことを思えば、この演奏曲の多さとMCの少なさを思えば尾崎の引退をも想像できたこのステージの最後尾崎は

「またどっかで会おうね」って言い残してステージを降りた。
とだんだん本来の話から脇道へそれつつあるが、このライブを長年考えていると、散乱したピースをはめて、少しずつ完成していくように、その姿がまたちょっと見えたような気がした。

とこんな感じが私の思ったことです。
今年はなにかと尾崎のことが多かった、残すところ展覧会が都内では来月、名古屋では10月に行われる。
20年ということもあって、これが須藤さんの言っていた、20年に向けて動いた結果だったのかはまだわからないが、DVD出してほしいなあ・・・