matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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壊れた扉から

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1985年 11月28日 3rdアルバム「壊れた扉から」発売

オリコン 最高5位・売上43.9万枚。
英題「THROUGH THE BROKEN DOOR」。


北の地で尾崎は「十代」というものに終わりを告げていた、世間ではこの十代最後の日に新アルバム「壊れた扉から」が発売されていた。

つい最近まで尾崎はこの作品を完成させるために努力と苦悩、あらゆるものをなげうって完成を急いできたが、ギリギリ締め切りに間に合いディレクターの須藤氏と共に目指してきた「十代で3枚のレコードアルバム」という目標は達成され。
後の世では尾崎における「十代三部作」とよばれる最後の作品がここに登場したのである。」

余談ながら尾崎がこのアルバムを出した後に次の4枚目のアルバムを完成させ世に送り出すためには3年近い月日が必要であるがそれはまだ先の話になるであろう。

レコード製作には大阪球場でツアーが終了してからすぐに行われたがその過程であった2ヶ月あまりのことはこれまでに追って書いてきたことなので割愛させていただく。

収録されたタイトルはすべてで9曲。
長い期間を経て完成されようやく録音されて収録されたナンバーもあれば、レコーディング直前にまで草案にあったものを完成させ収録された曲もあり、まさに十代に別れを告げるリアルタイムな尾崎を伝えることができたアルバムであったことであろう。

すでに尾崎は定まったツアーの日程を消化するのが目下の目標でもある。
翌日の室蘭公演を含め1ヶ月近く残りのツアーを続けていく。