matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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1987年 3月27日 知多

この旅の目的は半田と知多半島へ行くことであった。
知多半島を1周するのがこの日の目的でもある。

9時半に半田を出て知多半島を目指す。
地図上では海岸線をすれすれに走っている国道247号線からの景色を見ながら3人の旅は続く。

知多半島の南端には師崎港があり、ここで昼食をとる予定であったがそのすぐ手前の高い岬に見晴らしの良い茶房があり昼食には早くコーヒーを飲んで3人は久しぶりに他愛のないバカ話に花を咲かせた。

12時近く知多半島最先端にある師崎に着き、何軒かの食堂のうち一番大きく伊勢湾を一望できる位置にある店にはいった。

席に着くと、尾崎は

「何でもいいから一番好きなものを注文していいよ」
と2人に機嫌良く言った。


大いに迷った末に、鯛の活け作りを中心にしたセットを注文したと健一氏は回想している。
活きのよい鯛であったため、ピクピクと動いていたようであり大きな目玉が2人に向けられ少々気味が悪かったというが、むしろ2人の箸がよく進んだのは同じく魚料理として出てきた鮎の塩焼きであったという。
尾崎が車の運転手であったために、酒は飲めなかったようであるが健一氏は地酒を心地よく飲んだ。

知多半島の先端師崎から反転して午後からは半島の西側を3人は北上していく。
まだ3人の旅は続く。