matagorou’s blog 尾崎豊 自由に生きられるかそして感動を得られるか

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テレビ出演についての回想

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1988年 7月

話は、テレビに生出演した話へ・・・

「そういえば、テレビに初めて出てしまった、歌番組に。あれはどうでした?」

「緊張しまくってましたね。全然違うんですよ、やっぱり。色んな人たちが出るでしょ。ニューミュージックとか歌謡曲とか演歌とか。でも音楽って意味では変わりないわけでしょう。

僕もその音楽を愛するっていうのかなあ、好んでる人たちが見るその番組を愛しつつ(笑)参加したいって思い入れがあって、そう思ってるとね、なんか別のスタンスに立たざるを得なくなって、すごく緊張しましたね。」

「あのね、あれを見てた子のハガキなんだけど、TVを見ててね、「転校生」みたいだったって。」

「いいですねぇ。(ひなだんに)座りたかったんですけどねぇ(笑)」

「なんか転校生になって別扱いされちゃったという。でも、やっぱり出たいっていうのは動機とか」

「色んな媒体を通して僕の曲を聞いてもらいたかったっていう、根底はそこにあるんだけど。」

「あれに出たことによって私もいっぱいお手紙見たらね、「お母さんが好きになってくれた」とか「お父さんが好きになってくれた」とかね。」

「嬉しいですね。うちの母親はあれを見て「なに豊、だらしない格好してるの!みたいなことを、ブラウン管の向こうで言っていたという。」

「(笑)本当? やっぱりいずこも母親は。そんなだらしない格好してたっけ?」

「今日、ちょどそのシャツ着てきてるんですけどね。その日に買ったという。色々と押入れから出したりね、コーディネーション考えて、シャツだけはいいのないから今日買うしかないと。」

「(笑)自分で買い物に行ったの?」

「自分で行きましたね。その前に見学に行った時にはね、華やかでキビキビした世界だから、自分も襟を正して参加したいなあと思ったわけなんですけどね。」

「前の週ってスライダースが出た週ですよね。」

「そうなんですよぉ。スライダースのみんなにも「お前出るんだってー」なんて言われて。」

「でもあれは緊張感あってよかったなぁ。」

「詩の一言一言をうまく伝えられたらって、そんな気持ちで歌ってましたけどねぇ。」

「で、テロップが流れるしね。」

「えぇ・・・流れたんですか?」

「うん。」

「僕もビデオで何回も見直したんでしけどね(笑)」

「ハッハッハ(笑) 自分で見てどうだった?」

「ま、TVは二度とやりたくないなっていう(爆笑) TV写りわりーなぁなんか思ったりして、あれぇ。」

「(爆笑)じゃあ、実物はもっといいと? あっ、そうですね。 」