1988年 7月
話は、尾崎の生活のことへ・・・
「ステージの話をしてて、マラソンの話をしてて、体力を鍛えていると・・・」
「そうなんです。で、まあ色々と縄跳びとかね。そうするとね、近所のおばさんが「縄跳び上手ね」とか言って通り過ぎていくという・・・」
「ハッハッハ(笑)」
「最近もう近所のおばさんにも愛想が良くて、昔からそうだったんですよね僕。あいさつのきちんとできる少年。」
「好青年ってヤツだ。本当よね。一応その場だけだと好青年よね。あと家では何をやってるんですか、日々。」
「そうですね。ピアノ弾いてるかギター弾いてるか、本読んでるか詩書いてるかTV見てるか寝てるか、酒飲んでるかってのもはいるかなあ。」
「外にはあんまり出ない? 都心とか。」
「都心はあんまり出ないですねえ。」
「旅は?」
「旅は、そうですね。出かけたりもしますけど。日本中色んな所を歩けたら、と思ってるんですけどね。旅でかけて、色んなものに触れ合う瞬間みたいなものをね、曲にしたりとか。」
「また、ツアーで旅に行くのと違うだろうねえ。」
「
「全然違いますね。ツアーに行くと大体もう、ホテルか会館と。」
「飲み屋。」
「飲み屋。あんまり僕ツアーん時に・・・飲みますね。僕が一番最初にね(笑)前回の途中でキャンセルしたコンサート。尾崎飲むからって、一番最初の夜に、3軒連れて行かれてボトル二本空けたっていう。2連チャンだったんじゃないかなあれ。イベンターも飲ませるだけ飲ませて。」
「私も幾つか拝見させていただきました。」
「でも、ごく普通に飲める時もあるんですよ、僕・・・」
「あっそうですか。自然にアダルトに飲む時もあるってことですか。」
「そうそう、あの「ハートカクテル」みたいなね。」
「(笑)似合わない。なんかお酒飲むっていうよりねぇ、酔うために飲んじゃうってイメージがすごく強いね。味合うっていうより。」
「酒のみはじめたのがねぇ、中学二年くらいからだったんですよ(笑)まぁ、あまり真似しない方がいいですねって、ここカットした方がいいな、やっぱり。青少年のために良くない。」
「それあたし雑誌に書いたような気がしないでもないな。」
「あ、ほんとに? あの、お酒にも飲み方がありまして(笑) 飲む時は酔うために飲むって言うのもあるんだけど、うまいから飲むんですよねぇ。やっぱり、うまい酒だったら飲みますよねぇ。」